2016年 12月 02日
初代 HANA
HANA(初代)がうちにやってきたのは、2008年の春だったと記憶している。
突然、うちの勝手口の外にちょこんと座っていて、家に入りたそうにしていた。
すでに結構な年寄りで、人懐っこいやつで、どこかに飼われていたのだろう。
どんな理由で住処を失ったのか、自ら出てきたのか、そこはわからないが、
うちには2名のにゃんずがすでにおり(トラとクロ)、彼女たちは家に入れるのを許さず、
勝手口の軒先にミカン箱を用意して、毎日ご飯をあげていた。
大雨の日、かわいそうなので家の中にいれると、案の定トラとクロが怒りまくったが、
HANAは、決して怒らず、遠慮がちに隅っこにうずくまっていた。
その後、老衰で亡くなるまでの2年ほどをうちで過ごしたが、
玄関前のテーブルに乗り、家の前を通る方々に愛想を振りまいていたので、
とても人気者のにゃんこだった。
春には家の前の桜で一緒に花見をしたことをよく覚えている。
看取ることはできなかったが、最後は穏やかな時間を過ごすことができたのではないかと思っている。
ちなみに、HANAというのは花ではなく、鼻に黒い模様があるからだ。
正式名は、HANAKURO なのだ。
亡くなって久しいけど、俺が行ったときには水先案内よろしくな(笑)
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