2012年 03月 20日
SIGMA SD1 Merrill の問題
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
SIGMA SD1 Merrill というカメラはとても楽しいカメラだ。
自分自身、かなり気に入っている。
ただし、「現時点において、致命的な問題を抱えているカメラ」であると思う。
写真というものは、画質よりも、ピントが非常に重要なファクターだと考えています。
これに異論を唱えるものがあれば手を上げて欲しい。いくらでも討論可能です(笑)
SD1 Merrillは、AFの合焦精度が悪すぎると思う。
私が今まで使ってきたデジタル一眼は、α と NIKON である。
NIKON は、AFを外すことはない。相当に暗くてもだ。
α は、合焦は遅いが精度自体は非常に高く、かなり暗いシーンは別として外した記憶はほとんどない。
それらに比べると、かなり精度が悪いとしか言いようがない。
前ピン、後ピン という問題ではなく、前後にぶれるのだ。
αやNIKONであれば、合焦しにくいシーンでも粘って合焦するか、合焦しなければ合焦不可能サインが出る。
しかし、SD1 Merrillは、合焦していない場合にでも合焦OKのサインが出る。
これが問題だ。
以前に初心者に勧めないといった理由はこのAFの低精度があるからだ。
自分としては、AFは使用するがファインダーで目をこらして確認をしている。
ファームウェアのアップでも何でも良いから、AF合焦精度の向上を期待しています。
合ってないのなら、合ってないと言うだけで良い。
必要なのは、合焦したときの精度です。低精度のAF合焦など不要です。
ここに書いた理由は、欠点をあげつらうつもりなどさらさら無く、
SIGMAが良いカメラに仕上げていく事への期待を込めて書いています。
こういうことを書くと、
「じゃあ、おまえは使うな」などという低レベルな発言をされる方がいらっしゃいますが、
それじゃあ話にならない。
高感度のノイズを減らすよりも、”基本的カメラとしての機能”の質を上げること。
それがまずSD1に課せられた課題だと思うのです。
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