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SIGMA SD1 Merrill の問題

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SIGMA SD1 Merrill
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM


SIGMA SD1 Merrill というカメラはとても楽しいカメラだ。

自分自身、かなり気に入っている。

ただし、「現時点において、致命的な問題を抱えているカメラ」であると思う。

写真というものは、画質よりも、ピントが非常に重要なファクターだと考えています。

これに異論を唱えるものがあれば手を上げて欲しい。いくらでも討論可能です(笑)

SD1 Merrillは、AFの合焦精度が悪すぎると思う。

私が今まで使ってきたデジタル一眼は、α と NIKON である。

NIKON は、AFを外すことはない。相当に暗くてもだ。

α は、合焦は遅いが精度自体は非常に高く、かなり暗いシーンは別として外した記憶はほとんどない。

それらに比べると、かなり精度が悪いとしか言いようがない。

前ピン、後ピン という問題ではなく、前後にぶれるのだ。

αやNIKONであれば、合焦しにくいシーンでも粘って合焦するか、合焦しなければ合焦不可能サインが出る。

しかし、SD1 Merrillは、合焦していない場合にでも合焦OKのサインが出る。

これが問題だ。

以前に初心者に勧めないといった理由はこのAFの低精度があるからだ。

自分としては、AFは使用するがファインダーで目をこらして確認をしている。

ファームウェアのアップでも何でも良いから、AF合焦精度の向上を期待しています。

合ってないのなら、合ってないと言うだけで良い。

必要なのは、合焦したときの精度です。低精度のAF合焦など不要です。

ここに書いた理由は、欠点をあげつらうつもりなどさらさら無く、

SIGMAが良いカメラに仕上げていく事への期待を込めて書いています。

こういうことを書くと、

「じゃあ、おまえは使うな」などという低レベルな発言をされる方がいらっしゃいますが、

それじゃあ話にならない。

高感度のノイズを減らすよりも、”基本的カメラとしての機能”の質を上げること。

それがまずSD1に課せられた課題だと思うのです。



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by harq | 2012-03-20 21:19 | Camera & Lens

写真家ヤマグチハルク(山口晴久)の写真日記と時々作品。FUJIFILM公式 X-Photographer やっとります。

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