2016年 12月 29日
Handevision IBELUX 40mm f/0.85
FUJIFILM X-T2 (製品サイト)
HandeVision IBELUX 40mm f/0.85
今日やってきた変わり種レンズ。
Handevision IBELUX 40mm f/0.85 である。
40mmなのに、重さは1.2kgもある。
Xマウントで私が持っているレンズの最重量な、XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR より重い。
ライバル?となる ZHONG YI OPTICS SPEEDMASTER 35mm F0.95 II との大きさ比較が写真である。
開放F値の差は、0.1しかないが、かなりの価格と大きさの差である(汗)
レンズの外観は価格の差が思いっきり出ていて、IBELUXがかなり高級感漂う。
重さは言わずもがなで、フルフレーム 70-200 f/2.8 クラスを付けている感覚。
絞りリングは、クリックがありスチル撮影には使いやすい。
ピントリングの操作感は大きく異なっていて、
SPEEDMASTER は重く、1/3周で最短~∞ となるが、
IBELUX は、軽く(ベアリング?)、3/4周で最短~∞となる。
かすかなピント調整は、IBELUXの方が合わせやすく、指一本で可能である。
ただし、SPEEDMASTERの最短撮影距離が35cmなのに比べて、IBELUXは75cmとかなり遠く、
感覚的にここらでいけるだろうという距離でピントが合わないので、
結構ストレスのたまる撮影となってしまう。
その代わりと言ってはなんだが、無限遠での画質はIBELUXの方がかなり良い。
開放のF0.85での画質は、ボヤボヤで解像しない?って事はないがかなり柔らかく、
明らかに収差が出る。
しかし、線は細く解像し、このあたりはさすがという感じ。
F1.4まで絞ればピント面はかなりシャープで、F8くらいまでシャープネスが増していく。
まぁ、細かく比較するのもメンドクサイ(笑)ので、割愛するけど、
価格なりの画質の良さは存在するという感じですが、価格を埋めるかと言うと難しい。
レンズの重さは、反面ブレにくさにつながる部分もあり嫌いではないが、
誰が見ても望遠にしか見えないその大きさはミラーレスレンズとは思えない(笑)
でも、このレンズでしか撮れない世界観は存在するかもしれないので、機会があるごとに使い倒してみよう。
どんな描写するかは、実写で出していきます。
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