2017年 05月 30日
攻める35mm / Handevision IBERIT 35mm f2.4
FUJIFILM X-T1 (製品サイト)
HandeVision IBERIT 35mm f/2.4
APS-Cセンサーサイズでの35mmは標準画角なレンズと言われる。
気分的な問題ではあるけど、自分の場合は攻めてない時の画角でもある(笑)
より広角であったり、より望遠を付けている時は、狙いが比較的明確な事が多く、
35mmは悪い意味でどっち付かずな焦点距離で、普段付けている事が多くなる。
とはいっても、適用範囲の広いレンズということだ。
今どきは、標準で付けるレンズはズームレンズが一般的だから、
はじめての単焦点レンズに明るい35mmを勧められる事も多いらしい。
Xマウントなら、FUJINON XF 35mm F1.4 R や FUJINON XF 35mm F2 R WR あたり。
いずれもとてもいいレンズだ。
おそらく勧める方としては、
使う人がどんな使い方を求めてるか往々にしてわからないので35mmを勧めるのが無難なのだと想像する。
となると、ズームレンズよりボケを期待できるF1.4やF2あたりの明るいレンズを勧めているはずである。
そういう意味で、この Handevision IBERIT 35mm F2.4 というレンズははじめての単焦点向きではない。
同じ35mmでも、攻めている35mmである。コンパクトではあるがF2.4という凡庸なF値だし、
ましてやマニュアルフォーカスである(笑)
しかし、私がこのレンズを好んで使っている理由はその味のある描写だ。
私としては、攻めていないはずの35mmなのに、攻めている35mm。
なんだか良くわからないことを書いているが、まぁ、そういう事です(笑)
国内では販売していない Xマウントの Handevision IBERIT 35mm f2.4 ですが、
ebayやB&Hで購入できます。
ボケ量に頼らず積極的に選択する 35mmというのも中々良いもんですよ?
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